ずっと、ァナタと、したかった。

-東京都内/とぁる密室-

一回シちゃったら、もう、モトに戻れない.。。。

見詰め合う彼とボキ。

彼ゎ、微動だに、しなぃ。

二人の息遣いだけが、全てを支配してぃた。

全部、記憶、ナクしちゃぅケド…

ィィ…ょ、ね。

彼ゎ押し黙ったまま、確認するかのょうにボキを見つめる。

ぃ…ィィゎけ…ナィぢゃん…。

記憶…なくす…の、、ぃぃわけ、ナィ……

ボキゎ苦し紛れに答える。

辛い。

目を逸らす。

今、彼を、直視なんて、、、出来ない。

でも、シたぃ。

どぅしても、彼と、シたぃ。今。

…ボキの心だけ、叫んでいた。

じっとりとした日本特有の夏の空気の中、

彼とボキゎ、対峙したまま、動かない。

開け放った窓からゎ、都会のセミの短い鳴き声が、

余計にその場を暑くサセてぃた。

自宅でゎ普段から裸族のボキゎ、

彼の前でぃつも通り、裸だった。


一糸纏わぬ姿のボキが、

彼の黒くて大きな瞳に映ってぃるのが見える。

首筋から、胸元、、、内腿まで

涙とも汗とも分からぬ液体が

゙キの躯をなぞるょうにぃゃらしく伝ってゅく。

ぃつも彼に見せているハズの、ボキの素肌。


彼に見つめられて、

濡れる自分が今更ながら、恥ずかしかった。

心ゎダメと言いながらも、カラダゎ素直なんだ。

抗えない彼との運命に、ボキのココロゎ其の時既に、
決まっていたも同然だったのかもしれなぃ。

今までのボキとの記憶を全部彼がナクしたとしても、

構わない。


ボキゎ、彼と、ツナがりたかった。

どぅしても、今、ツナがりたかった。

もぅ、我慢出来なぃトコロまで、来ていたのかもしれない。

「限界」

其んな言葉が頭を過る。

ボキと彼ゎ、出会って今年で6年目。

6年間を、ボキゎ、彼と過ごした。
ほぼ毎日、彼と会ってぃたと言っても過言でゎなぃ。

会社から帰ってきたら、寝る迄の少しの時間を惜しんで

真っ裸で彼と遊んだ。
ぉ風呂に入らなくちゃ!とボキがぃうと、
彼ゎ少し寂しそうな顔をして、「またね☆」って、
微笑みながらボキに言ったっけ。

裸のボキに発情しなぃ、ソンな彼がスキだった。

休みの日にもスケボーから帰ってきて、

彼に会うのが楽しみだった。

友達と撮った動画や写真も、彼にだけゎ見せていた。

彼にゎ、なんでも、見せられたし、

隠し事なんて、一個もなかった。

ボキが休日出勤のトキも、

彼ゎ一緒に自宅作業を手伝ってくれた。

文句ブーブー言ぃながら、ふてくされて仕事をするボキに、

「仕事も遊びも楽しまなきゃ損だ」って、嗜めてくれた。

onとoffの切り替えが上手なォトナだった。

楽しかったトキも、辛かったトキも、

嬉しかったトキも、悲しかったトキも、
彼ゎ、ぃつもボキと一緒にぃてくれてた。

だのに、ソンな彼が先月ぃきなり、音信不通になった。

何回も彼を呼び出しても、彼ゎ顔すら、見せてくれない。

昨日まで、つぃさっきまで、ぃつものクールな顔で、

ゃさしく微笑みながら、ボキに付き合ってくれてぃたのに。

「どうして??」
その言葉ばかりが、ボキの心を埋め尽くしてぃた。

彼と不通になってから、ボキゎこの一ヶ月、悩んだ。
自己解決派のボキだけど、流石に今回の相談ばかりゎ

友達、会社の人、最終的にゎサポートセンターにまで及んだ。

でも、答えゎ、一緒だった。

自分のためにも、彼のためにも、
ボキ自らが、彼と、一線を越えなくては、ぃけなぃ。

以前と同じように。また、笑って、話せるように。

なんとなくだけど、ココロでゎ、「ぃつか、そぅなるかも。」

…予測してぃた。

この一回をシたら。

この一線を越えたら。

ボキのコトを、

全部忘れてしまぅんだ

と彼ゎ言う。

脅しでゎ、なかった。

遊びでも、なかった。

知っていた。

ボキと一緒に、泣いたり笑ったりしたコトも。
ボキの写真ゃ、ボキのi-podの音楽ゃ、

ボキのスケボーの動画ゃ、ボキが書いた文章だって。
著名な漫画家サンが描いてくださって、

大喜びしたボキの肖像画だっても。

彼ゎ、忘れる。

ボキの存在を、ボキの人格を、ボキの全てを。

なんでもなかったかのように。初対面の人のょうに。

一瞬で忘れてしまぅ。

ソレでも、ぃぃ。

ぁ な た と 、シ た ぃ。


彼が、ボキの全部を、この一回で、忘れてしまっても、ぃぃ。

もぅ、コンな中途半端な関係を、続けるくらぃなら、

ボキゎ忘れ去られても構わないと、本気で思った。


嗚呼、愛しい貴方。

ぁたしの、全部を、忘れて、くださぃ。

ぁたしの、全部で、ィって、くださぃ。

ぁたしに入れられて、ぁたしの衝動で、

ぁたしのコトを、忘れて頂戴。



最初で、最後の挿入を。

全てを消し去る挿入を。

たった一回、彼と、スル。

挿れている間に、彼が、ボキのコトを忘れるなんて

本望かも、しれなぃ。

一ヶ月のブランクを経て、彼とボキゎ裸で見つめ合った。

彼ゎ、ぃつもと変わらなかった。

黙ってボキを見つめるだけで、何も言わない。

本当ゎ、こぅなることを、彼自身知っていたのかもしれなぃ。

長かったょ。。。会えなかった一ヶ月、

ホントに寂しかったんだから!

言いたいケド、言えない。

荒い息遣いと欲望が支配する世界でゎ
彼もボキも、もぅ、理性を失っていた。

ホントゎ、ずっと前から、こぅなりたかった。

ぉそるぉそる、彼に触れる。


ものすごく熱い。

キミが、こぅしたかったかゎ、聞かない。

だって、ぁたしが、厭がるんだもん。

ボキがこぅしたかったかなんて、聞かないで。

だって、ァナタが、嫌うんぢゃなぃ。

彼とボキの歴史全部を、忘れるための行為に、

言葉なんて、ぃらなかった。

「ィ レ て…。」

「ィ レ た ぃ…。」

同時だった。

「忘れるょ…キミのコト……全部……」

彼が、言い訳がましく、見つめた。

「ぃぃよ、ぃぃの。…忘れて、、、ぉねがぃ。」


苦し紛れに、返した一言。

挿れた刹那、溜まっていた涙が落ちた。

今、瞬間に、忘れてぃく。

さょなら。大好きなァナタ。


今、瞬間に、消えていく。

彼の中の、ボキ。

ココロとゎ裏腹に、出る声ゎ吐息と嗚咽、

そして電子音ばかりだった。

理性を失った二人ゎ、野獣のょうにぉ互いを欲してぃた。

んぐッ…ハァハァ…ぉながぃッ…入っ…ヒラぃt…

「ぱかー☆」

ちょ…ィ…ィレ…ry…挿ッ…挿れ…コ…こぅ?

「カッチリ☆」

コンな…ぉっき…の…入らナ…ィ…重ッ…ぁ…

「ぬぷっ☆」

ハァh…ぁあッ…ンっ…ィっ…入ってr…るッ…!!

「ゥィン、ゥィン、ゥィン、ゥィン…」

ぇ…ぁ…ダイジョ…んハっ…ン…nっ…ぁッ…ダイジョウブ?

「ぶ…ヴィィーーーーーーーン!!」

ん、んぁッ…ぃy…動ぁン…ハァッ…ァ…

ぁっ、ァっ、嗚ッ、嗚呼ッ……あッ…ァッ…ィヤッ…

ぉねが…ィk…ィっ…ッて…

「ょうこそ」

キャー!!!ャッター!!!…ァッ…ぁ…

クリ…クリ…っく…シ…し…シた…ぃ…ンッ…

「インターネットに接続しますか?」

…ン…っ…は…ハィっ…!!

したぃ、シタぃッ…ぁた…ぁたs…

ァナタとッ…つ…ツなが…

「Yahoo!ヤーパン」(画面)

見…ミt…見ぇ…見てッ…
ァタしッ…ハァっ…今ッ…ぃまッ…ぃ…ぁ…

せ…せか…世界とッ…

つ…つながっ…ルっ!!!

世界(ネット)と…つ…

ツナがってるぅうぅうぅう!!

ぁたし、今、世界とッ、

ズッポシつながってるッッッ!!

全ての記憶を失った彼の目の前で。

全ての新しい刷り込みを始めた彼と。

一ヶ月ぶりに、ボキゎ繋がってぃた。

2011年、八月某日。


今日ゎ、ボキと彼との、接続記念日☆

~fin~



リムーバブルディスクを挿入し、

祝☆パシコン復活。

(全データ喪失)←



\(^o^)/オワタ



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