DJANGO ~DJ安吾、坂口安吾!>?


ガッカリのツラ。


ボキはタランティーノがスキ。


タランティーノの作品が、スキだ。



彼がしがないビデオ屋でロドリゲスとアルバイトしてたっていうエピソードがスキだし、
彼のしゃくれたアゴもスキ☆

なんでコンなステキな音楽知ってるの?って驚いちゃうよなBGMがスキだし、
小出しにするナードでギークな小話もスキ。

登場人物たちが時々物知り顔で語るクスリと笑わせる演出もヤリトリもスキだし、
ド派手でベタベタのダサかっこよさだって、ダイスキなの。




そして映画がスキな皆様ならば、ボキなんかよりも彼について
きっともっと、、、。

詳しくて、スキなのかもしれないデス。

ね☆そうでしょ、、、ちがーう?




彼への愛を詳しく書いたら、そりゃまたとてつもない文章になってしまう。
だからいちいち書かないでいるよ、

だけど今回は彼と彼の作品を愛するが故に、、、。

どうしたって辛口になってしまうあたしの映画感想文を、許してほしいと切に願う。

 

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嗚呼、タランティーノ。

キミは、変わってしまったの?


だったら、、、あたしは、全然信じない。

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あらすじ:(Yahoo!映画より抜粋)1858年、アメリカ南部。奴隷ジャンゴは、賞金稼ぎのキング・シュルツの手によって自由の身となる。やがて2人は協力し、次々とお尋ね者たちを取り押さえることに成功する。その後、奴隷市場で離れ離れとなってしまった妻を捜す目的のあったジャンゴは、農園の領主カルヴィン・キャンディのところに妻がいることを突き止め……。



「期待し杉だ、と言われたらグゥの音も出ない。」

自分のコトを客観視した結果、そんな言葉が頭をヨギった。




だがしかし、ファンとしてそんなコトを言われたら
彼の作品に、期待しないでナニするの?と、
逆にオナ*ーしながら返したいくらいなの。←間違った返答例




それでもこの作品を鑑賞してのボキの素直な感想はいつになくアッサリしていたんだから
自分でもビックリの快挙である。

「んー、、、。ま、色ェロあるけど、それなりに楽しめたヵラぉk☆」



楽しめたんなら、E~ぢゃないか、と思うでしょう、、?
でも、ボキが彼に求めていたモノとは、大きくやっぱり違ったの、

感想の比率的に「楽しめた」よりも
お茶目に言いたい、「ガッカリ☆」のほうが多かったから、
ボキはなんだか自分で自分にビックリしちゃったのかもしれない。


話はウラ筋をなめ、、違、あらすじを読んでいただけたら、、、
きっと誰にでもワカってしまうような感じのモノであるね、
この映画の感想や考察を書くにあたって
誰もが書くであろうことといえばこの作品の「背景」なのかなぁ、って思う。


誰もがとっつきにくい、
避けて通れない「差別」。
そして繰り返す「歴史」。

それをベースにして、彼の妄想話がさく裂する。


既成事実の「裏」で、
”こんなことがあってもイイでしょ?もしもコンなだったら、面白くなぁい?”
という、お茶目なタランティーノならではの、小話。


イングローリアスバスターズがソレだし、
今回の作品ジャンゴもその部類なのだと思う。



誰にだってワカるし、ボキにだって、わかる。

だから敢えて、ボキはこの作品の「外」の感想を書きたい。って、思った。


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初鑑賞は8月初旬、かなり前から手元にあった彼の話題の新作品は
ファンの片隅にも置けないヒトコトで放置されていた。

「見る気、しなーい。。。」←

ハッキリいって、観る気がしなかった。

ボキの中でイングローリアスバスターズの彼は、
”どうかしちゃったの?”
といいたくなるホド、なんだか不思議なキブンだったし、
その感想文はなんだかハロゥインの衣装にカブせて酷かった記憶だったんだもん。(!)

平素より「姫さ、、、アンタって、どーかしちゃってるZ!」って言われている、
そんなあたしに言われたら、、、

これって、最悪の侮辱になるのかしらん。。??

あっ、、、ゴメンナサィ!!!>気づくの遅い
←謝って済むならケーサツいらねー

兎に角、あたしにとっては、前作のイングロ~で、
タランティーノ、終わっちゃった!?
感が、強かったンですよぅ、、。

終わっちゃった、というヨリ、変わっちゃった!?
でしょかね・・。・・・なんだろ、コレ?>知らねえよ


コレは、長年の愛すべき読者様であり、漫画家の
もへへ兄の「ジブリ考」に通じるトコがあるかもしれますん☆
(ボキももののけ~以来、マトモに見れてないんだもん)


はなし、かわる☆


ボキは固執するタイプで、イイ!と思ったモノは、何度でも何回でも、
見るし、聞くし、読む☆

巻き戻してそのまんまで固めてもらったって、かまわなくって、、☆
とにかく、・・飽きるコトがないの。


敬愛するUNKLEとかDJSHADOWの音楽なんて、ワカりやすいかもしれないけれど、、、!
彼らなんて、もうずっと「デビュー曲(?)」から、変わらないンだもん。(!)
>シツレイ!←でもダイスキ。

ソレをアレンジしたり、違うモノと組み合わせたりして
「新曲」としてリリースしているだけの彼らがすごくすごく可愛いってオモってしまう
ソンな妙なファンの心理わ、

”変わってなくって、安心する。”

「・・ったくもー☆」と言いながら、買ってしまう。
「まーた、コレかーぃ!」と言いながら、聴いてしまう。
「・・んも、、、変わらないンだからっ♪」と思いつつ、安心している自分がいる。




一途ですね、と言われたら褒め言葉だとゎ思うけれど、
ガンコですね、と言われたら、”それしかない”。

ボキはオンナの仮面を被った、頑固一徹オヤジなんだ。




だので、この感想文はひどく偏った意見のモノであるし、
全タランティーノファンを敵に回す!?

そんなモノであるというのも覚悟していマス。。。



ただ、コレばかりは、「私見」。なので、許してほしい☆



愛するが故、可愛いが故。
今までの彼の映画史上で成しえた功績、すべてを包括した上での、
ファンとしての、
「どーしてー、、、?」。

そんな感想だというコトを、ワカって欲しいッス。←!?

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彼の作品ならば、誰しもがそうだ。


音良し、画良し、配役良し。
テンポ、おっけー☆オモカジイッパーイ!!!!

と、イキたいワケ。



そしてその期待通り、彼だって、イッてくださっているンでアルネ☆
(あたしより先にィっちゃうヒト、スキだし////カワイイ。。)>意味違う

だのに、なんでしょうか、、この「足りない」感。。。

なんでどうして、、、ガッカリしちゃうの、コレ如何に。。。???



ぎゅぅっと、ドコかを、締め付けられたカンジと似ていてエンドロールを見ながら
ボキは思わず膣を締めた。←ソコを締め付けないでください

・・・なんだかこの感覚は、以下の感覚に酷似していてボキは不思議なキブンになった。


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女子高だったから!ってコトもなく、
単純に先生にオモわず気に入られてしまって、可愛がられてしまって、
周りの友達にフザけてヒヤかされるのがイヤだったボキに、

「もっとデキるコなのに!イイコなのに!?
なんでワザと先生に反抗するの!?」と、
放課後に言った高校の松井先生を思い出す、このカンジ。



2人っきりなともかく、みんなの前では、ヤメテヨ。

という、そんな感じの「コッチ側。」から見た感覚。



先生は反抗するボキを見て、きっと「相当ガッカリ。」だったんだろう、
三者面談でも、親に言っていたもの。

「梨帆ちゃんほんと素直でイイコだし、可愛いし、クラスのアイドルなのに、ねーぇ、、、?
なのに、たまに、先生に反抗したりするの、、、なんでかしら、ね、、?
お母様、なんででしょうね。。。?」って。

ンナコト今言うなよ、って思ってワカりやすく溜息をついてソッポ向いたボキはセーラー服のネクタイをイヂった。
お母様は「あらあら、、なんで!?梨帆っ!?・・そうなの?」と言って、先生に謝るばかりだった。

先生の言うコトは、わかっていた。
でも、当時ボキも、「そんなイイコぢゃ、いらんないやい!」だったのを覚えている。



タダでさえなんだか目立つボキがお嬢様学校の模範生徒のようになって、
先生達にシッポばっかり振って、学校代表、クラス代表のペットみたいになるのなんて、
ハッキリ言って、マッピラ御免だったんだもん。

このドチラのキモチも、ワカるけど、
なんか上手に伝えきれないカンジ?というの、、??

この、不思議な感覚が、この映画を見たアトに過った。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

タランティーノが、ボキに言うなら、ソレなんだと思う。

「・・・言うなよ。」

溜息をついて、ソッポ向く。



この作品の良さがワカんねーなら、見るなよ、、。
ベツに御前に気に入られなくっても、全然イーから。。。

って、カンジ。なんじゃない、、かなっ、、☆^^



ヒトには、「立場」が、ある。
女子高生だろうと、どこかの会社の社長だろうと、大統領だろうと、「立場」。って、ある。

一部の期待や、理想に、合わせてなんか、いらんない。

変わるトキって、そういう、こと。

彼も、あたしも、変わる。





ねじれの位置で、交差した思いは、

どうやって、伝えたらいいの?




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彼の作品についてホメるとこなんかイクらでもあるの、、

絶妙な脚本、笑える演出、ィカした配役、数え上げたらキリがない☆

そして、彼と彼の作品をそんなにイイ!イイ!といったところで、
「ナニも変わらない」し、「変えられない」。のもワカっているけれど、
ファンの一人として、
「変わったね。」
って、ボキは彼に言わなくちゃいけないような気がしたんだった。



ま、この作品の面白さは、ボキなりにワカってるつもり☆
思惑と違って、全然楽しめた自分が実際にいるし、
あーだこーだって、方端からダメ出しするようなヒトもスキぢゃないし、ね。

ボキは彼のファンだし、そんなイヂワルでカタブツな人間ぢゃ、ない。
(普段相当イヂワルですけどね☆ヘケケ☆)←




本当にあったコト=史実
の、「裏話」。を、タランティーノに語らせたら・・?
面白いぢゃん!!!
ってコトなんでしょーぅ?

「あったりめーぢゃんッ!!!彼が作ったら、面白いに、キマってる。」
彼のファンとして、おっきな声で、ボキは言いたい、

そりゃそーだぃ!!!って、オモっちまうんデス。
彼が歴史を語ったら面白いにキマってる☆




でも、ボキ個人としてはやっぱり。

昔のタランティーノの作品に見た、
緻密に、コレでもか!と練りに練った、

「練りこんだ、ハナシ」

が見たいのも、ほんとう☆  なんだー。。。



パルプフィクションやレザボアドッグス、ジャッキーブラウンやキルビル、
グラインドハウスに。

彼の往年の作品に見る、
「練りこんだ、変わらない、ハナシ。」が、

”今回だって”、観たかった。

それだけのコト☆



おもちゃ箱のように展開する彼の作品は、
ナニがナンだか、ワケがワカんないのに、
キチンとワケがワカちゃって、さ。

誰をも夢中にサセて、ワカるヒトにはワカる感じ。。?がして、ね!

だからといって、一人残らず彼の世界にキチンともってく世界観があって、、、。

とってもとっても、スキなんだ、あたし。


ソンな「秘密のおもちゃ箱」。みたいな、
イイモノ、みーつけた!って、無邪気に言っちゃいたくなる、
ソンな”タカラモノ感”が、あたし、スキなんだ。


次に何が来るかだなんて、予想だにしないものが突然、ひょぃ!って出てきて、
ケタケタ!って、コドモみたいに笑いながら、キャー☆ってなっちゃう、彼の作品が、
あたし、ずっとずーっと、スキなんだもん、、



でも、ソンなステキなトコロが、少しは見受けられれども、
今回と前作にはあんまり、ないような気がして、、ガッカリ。
だったのかもしれない。

・・・先が、「わかって」、しまうんだ。

こうなるでしょーね、の、先には、やっぱりね☆しか、ない、、ヵラ。
だから、あたしは、ガッカリ、しちゃったのかもしれない。


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さて、ボキ個人の率直な感想といえば上記の通り、
不思議な「ガッカリ。」感が大きい作品だったが、

ハナシ的には普通に見れて、普通に楽しめる☆という、
大衆的には良作品だったといえよぅ。。ウム。。。(?)

主人公のレイチャールズも、目が見えてるし>映画違う
サミュエルエルエル…なんかはやっぱり声がイイ。

イングロリアスで最高の演技をカマしていたあのヒトも>ボンヤリ(失礼ぢゃねーか)、
なんでそんなに「ジャンゴを擁護!?」(韻踏める)だし、

ボキのダイスキな刑事プリオなんかは、制作時点でアレホド話題になっていたにも関わらず、
あっけなく逝ってしまゎれる。>ラスボス感ZERO

ボキはマカロニウエスタン!?というの、食べ物のマカロニしか知らないし
調べないのでアレですが、←調べろよ
砂利を歩く音、馬に跨る音、なんていう細かい音が良いコト、
(ボキはそういう音が良い映画がスキ)
そしてちょっとしたオフザケ程度な小話、、などなどは期待通り☆

タランティーノ的、そーいう感じ?(あいまい)に出来上がっていて
いーんぢゃねーの、って、思いますた!!!

おっけー!(?)←アナタは今酷い映画感想文を読んでいます

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嗚呼、タランティーノ。

キミは、変わってしまったの?


それでも、あたしは、いいんだって思う。

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ここから先、彼がどんな作風になっていくのは未知数なれど、
極東の島国のちっさなファンとして、
ずっとずーっと、観ていきたい、って思っているコトに変わりわなくて。。。☆



変わったアナタも、全部ひっくるめて、すきだよ、見ていたい。
って、思う、このキモチに、変わりはない。



だって、彼がこれからも、だれもが「見たい!」と言わせるような
作品を作るヒトであるというコトは、いつだって変わらないのだもの。。


おーしまい!

追伸>坂口安吾はなんも関係ない件

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