しーもんのふぇてぃっしゅなはなし1~淫トロ

フェティシズム。

世の中には色んなフェチ。がある。
貴方のフェティシズム、なんですか。

 

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「眼鏡フェチ」やら「足フェチ」やら「尻フェチ」…その他もろもろ。
いまや世の中にはそこかしこに
”フェティシズム”が溢れている。

 

「ぁぃつの足フェチも、ぁそこまでィクとたいしたモンだょなぁ…」
「ぁたしぃ、なんか、すんごぃ、”美少女フェチ”なのッ!」
「ま、ワタシはこぅ見えても、尻フェチですからね☆(キリッ」

なんて会話が堂々と普通にサレるようになったのゎ
此処数年のハナシなょうな気がする。

 

トモダチに「ぁたし、バイなんだ。」って言われても、
「へーそぅなんだー☆…で、今日、ナニ食べ?ロコモコ?」
って流せる昨今。←友達の一大告白を完全にスルー>ボキ

今は随分自分のフェティシズムについて開放するコトにフリーダムに成ってきた気がするケド昔は「自分の性的嗜好」については隠すのが当然。とすら言われていた時代もぁったみたいで、

ボキ個人はどちらかといえば、今のオープンなフェティシズムょりも押し殺された性的嗜好~隠されたフェティシズムのほうが、なんとなくソソられるのがホントのトコロ。

 

オープンなモノょりもぐっとセクシーで詩的で色がぁるし、
なんとなく、芸術に昇華出来る可能性が広い気がするカラ。

…なんとなく、デスケドネ☆

 

だけど、ボキは、オープンなのもシークレットなのも含め
「ほぼ全てのフェティシズムについて理解できる」
気がするし、
「ほぼ全てのフェティシズムを見てしまったような」
気がしてるのデス。

 

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ボキがこんな風なコトを知ったように話すのにゎ理由がぁって。

 

ボキが大学卒業後海外放浪を経て帰国したばかりのトキ、さぁ!就職活動!ってなんかなれなくて、大学3年の頃からお世話になってる芸能事務所でモデルゃらMCやらラジオゃTVの仕事をボチボチしながら、知り合いの青山の画廊で一人店番をしていた時期がぁった。

昼は画廊で、夜は家。
それだけでもよかったケド、なんか刺激が足りない。

 

ソコで「ナンか女王様が似合いそうな顔してるから、ヤンなさぃょ☆」
←女王様が似合いそうな顔ってどんなんだか
と女王様ゃってる年上の女友達から薦められて、

その時の彼氏が、すごーくMだったコトもぁったりして断る理由もなく、
1年間くらいアルバイトしたフェティッシュバーで、
「世の中には色んなフェチ。がぃるんだなぁ…にんげんだもの…」って、
コトを教わったような気がしてるダケなんです、みつぉ。(誰)

ま、当方ゎココに勤めたぉかげで、お客様ハジめ、女王様仲間からも
「ぁんたって、顔ゎ女王様だけど、性格めちゃくちゃドMだょね♪」と
自分の本当の姿を知るコトになったキッカケにもなりましたが。。。(泣)

無理して女王様ゃってたワケでゎナィのですが、
結果ゎM全開で皆様に可愛がってィタだぃた、そんなバイト先。

 

其処は銀座の一角に店を構えていたんだけど、
高級な街、銀座のイメージ。とはかけ離れた
ボロボロのビルの一室。

聞けば銀座では2番目に古いビルだとかで、
店舗になっている店自体の部屋はかつて
江戸川乱歩が執筆していたとぃういわくつきの小部屋。

フェティッシュバー。って謳うクラィなんだから勿論なんだけど、
ソコゎ単なるSMクラブ。とか安物のカップル喫茶とかな感じぢゃなくて。

此処ゎただ単に「色ェロなフェチのお客様」が「自分のフェティシズム」について、
ほかのお客様ゃ店のオンナノコ(女王様ゃMっ娘ちゃん)とお酒を飲みながら
「熱く語る」だけの”部屋”だったの。

性的嗜好をゎかちあいたぃオトコノヒトだけのバーでゎなくて、
一人で来るオンナノコもぃるバーだった。

ハナシゎナンでもヨカったケド、
主に性的嗜好につぃて熱く語る。
しかも初対面に近いヒト同士で。

だから、普通のバーとはなんか、違う。
ソンなカンジがしてぃた。

 

部屋の内装はそこらのバーよりもお洒落でいい雰囲気。
照明といえばキャンドルがそこかしこで灯されているだけの、
暗くて、小さくて、狭い部屋。

狭いのに革張りの大きなソファがでーん。と一個、
その脇にサイドテーブルの代わりの小さな檻がぁって、
メインテーブルゎ昔の西洋のホンモノの棺桶があった。

 

カウンターにはマスターや常連のお客様が持ってきた合金で出来た精巧なエイリアンのフィギュアだとか、
エッシャーの画集だとか球体間接人形だとか、
ラバライトだとかが無造作においてあった。

それが本当に趣味がよかった。気に入った。

小さな本棚が場所とってしまって申し訳なぃ、って言ってるみたぃに、 ちょこん。と片隅にあって、そこにゎ昔のスナイパーやら、宝島の「フェティシズム特集」、楳図かずおや丸尾末広の漫画、海外の画集、人体解剖の医学 書、ドグラマグラ、家畜人ヤプーなんかの単行本も揃えてぁって、語るコトもしたくなぃヒトゎダマってカゥンターで一人本を読みながらお酒を飲ん だりしてぃた。

女王様のボンテージに身を包んだボキゎ蝋燭の暗がりの中で革のソファに腰をおろして15センチヒールのビザールなブーツで足を組み、お客様と一緒にダマってソンな本を読むのがお気に入り。←仕事してください

ボキのコトを指名するお客様がィレば、
横について彼や彼女の「フェティッシュな話」を聞く。

ボキは芸能関係の仕事やら画廊の店番との兼ね合いもあって、
火曜日と土曜日しか出勤しなかったのだけど、
週2日でも、ォナカイッパイになるくらぃのフェティッシュ全開、「変態模様」。

 

100人いたら、100通りの「嗜好」がある。
ァナタがどぅぃう人間だとか、社会的にどぅとか、
ソンなモノゎ関係がなくて、ただただ、「嗜好」について語る。

そりゃモノスゴィ変態ばかりが集う、
ステキなフェティッシュバーだった。

 

ソンな素敵な変態様から学んだ奇特な「性的嗜好」を
今夜から4週連続でご紹介。

 

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