しーもんのふぇてぃっしゅなはなし2:「視線でィクぉんな。」

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[2]視線でィクぉんな。

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ボキのぃたバーゎカップルで来るお客様も多く、
その大概が彼氏がS、彼女がM、これ定石。

可愛い彼女を自分の目の前で困らせてみたい。
愛しているから、他の男に抱かせたい。
そんな愛情表現でぃらっさる方もぃる。

 

そのカップルゎ、お店に一歩入店した時点で、ナンかォカしかった。

彼女は彼氏の後ろに隠れていて挨拶もマトモに出来ない感じ。

 

ソノ上、だぃたぃのカップルのお客様ゎ並んで座るのに、
何故か2人はカップルなのに離れて座った。

仕方ないから、そのアイダを埋めるように、
ボキゃ他の女王様ゃお客さんが座った。

 

その彼氏サンも彼女サンもボキより明らかに年上だったから、
女王様としての格好をしたドMなボキゎ
丁寧に、かつフレンドリーに話そうとすればするほど
ぃつも以上に妙な言葉遣いをしていた。

 

彼女の隣に座ったボキゎ、
「彼氏サンの隣ぢゃなくてぃぃの?カナ?でしょうか?」
「寂しくなぃ、、、デスカ…なッ!?」
なんて彼女にだけ聞こえるような小さな声で気遣ったりしてたけど、
彼女ゎコクリコクリと首を縦に振るだけ。

「…そか☆(ゎかった☆)」って、
ボキも、それ以上ゎ聞かずにぃた。

 

この時ボキは先輩女王様に髪の毛をツインテールにしてモラって、
ぴったりしたコルセットにPVC製のフリフリのミニスカ。

パっと見はなんだか「エプロン忘れたメイド」みたいだったが
先輩女王様が選んで名づけてくださった
この”小悪魔女王様コーディネート”は
老若男女問わず、評判が良かった。

 

だからなのか、なんなのか。

隣の彼女は、みんなの話が盛り上がる中、
なんだかボキを気に入ってクレたのか、
ボキにだけワカるょうな愛情表現で
接してクレてぃた気がする。

ツインテールの髪に顔を埋めたり、編んだり、
耳を甘噛みしてきたり、
ソファの後ろからスカートに手をィレてきたり。

今考えるとなんだか遠くの彼氏に見せ付けるように、
妙にェロかったきもするケド

女子校育ちのボキはソレがイヤぢゃなかったし、
やんわりとカワしたりしながら
ぁまり気にしなかった。

 

勿論、ォトコのヒトだったら、
とっても困ってしまぅのだけど。

 

初めての場所で、知らないヒトに囲まれ、
彼氏と離れて座っている彼女は
きっと心細いのかもしれなぃ、、、って、
シたぃようにサセてぃた。

 

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他愛のなぃハナシで盛り上がる、
其んな性癖露呈バーの時間は歪んでいる。

 

日本人だけでなく外国人のビザールな方々も入り混じり、
言語もぐちゃぐちゃに飛び交う中、

自分の性癖を露呈し、他人の性癖に共感したり、興味を持ったり。
社会のハナシゃ映画の話、アート、音楽、トリビア的な雑学が
そこらぢゅうでグルグル回転するんだ。

 

コスプレから逸脱した本格ボンテージに身を包み、
女王様然としていなければならない反面、
オンナノコの自分が指の間からチラチラ覗き見。
オトコノコの自分が首筋キスしてかくれんぼ。

自分の全部で話してて、自分の全部は隠してる。

底抜けに明るいが、それはもしかしたら真逆の世界の闇。

何時間たったのか、勤務時間の感覚もなくなる。

 

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暫くすると、「そろそろ、、、ぃぃかな。」
オモムロに彼氏が言って、

「ぉーぃ、●●。」と彼女の名前を呼んだ。

 

ずっとうつむきがちだったボキの隣の彼女がハッ、と顔をァゲる。
待ってました、ご主人サマ!と言わんばかりの瞳だ。

 

と、彼が「バチン☆」と、ゥィンクをした。(らしぃ/女王様談)

 

な…??????
一瞬、場が凍りつく。

 

 

瞬間、ずプっ!と、ぃきなり、

下半身に衝撃が走って、

ォモゎずボキゎ、立ちァガってしまった。

 

ボキゎ視力は裸眼で0.7。
彼氏のゥインクが見えなかった上に
凍りついた場の雰囲気だけぢゃナニがぁったのかワカらず、
自分の下半身の衝撃もあって、ボキは余計にァセった。

 

その場にぃた全員の視線が、
ボキとボキの隣に集結し、どよめく。

 

 

(な…なん…???)

 

ぉもぃきや、横を見ると…

 

 

隣の彼女が、

 

ヨダレ垂らして、

 

白目をムィて、

 

ォモラシ…否、

 

・・・ ィっ  ちゃっ  てた。

 

遠方の、彼氏の、ウインクだけで、

見事、昇天サレておられた。

 

 

「ナニナニ、ナンナノー!?!?!」
ボキのァタマん中、パニック。

 

「ァハハ☆ゃっぱねー…
彼女、オレの視線だけで、ィっちゃぅんすよ!?
ビックリした?」

ぃけしゃぁしゃぁと言う彼氏ゎ自慢げに
どっかとソファにふんぞり返ってぃたが

彼女はカラダをヒクつかせながら倒れているし、

彼女の隣で勢いよく立ち上がったボキゎなんだか赤面。
そりゃ、もぉ、マンガみたぃに真っ赤っか。

 

「なんでァンタが赤面してンんのょッ!」
「ビックリしたからって、立ち上がんなくてもぃぃでしょーが(笑)」
「ホント不思議の国な子ょねぇ…ァンタって…」

と、一緒にぃた他の女王様達ゎボキを笑ってたケド…。

 

違う、ちがぅの、そうぢゃないんだってば。

鈴木雅之なんだってば。(?)

 

立ち上がって赤面してるんぢゃなぃの。

 

だって。

だって。

だって。。。

 

今までボキの髪の毛や手や膝や顔を
散々ィヂってた彼女。

 

よりによって、

その”ィク”瞬間に、、、、

 

こともあろうかボキの一番大事な部分に、

いきなりパンツ越しに

ずプっ☆

指をィレてきやがったんデス(泣)

 

その衝撃で、ビックリしてグラス片手に
ォモゎず立ち上がっちゃったボキ。

咄嗟に「カンパーイ!」と、勝手に音頭をとってみたが、
普段より不思議行動の多いボキゆえに
怪しさ満点。

 

まさか、指挿入サレて、もう少しで彼女と一緒に、
危うく昇天するトコだった、ナンて、、、
その場でゎ、絶対に、

言 え な い 。。。

 

 

聞けば、彼女は相当のヤキモチ焼きだそうだ。

大好きな彼氏が他のオンナノコと、話したり、
イチャイチャしているのを見て、
彼女はヤキモチの限界まで到達する。

 

そして、ついに!彼氏が視線クレタ!
ってトコで見事、

「ィクこと」に成功するらしい。

 

 

「セッ*スだと、ィケないの…」

彼女は帰り際、コートを着ながらボキに恥ずかしそうに言った。

想像でも、妄想でもダメで、
目の前でイチャついてもらわないと、
ヤキモチも焼けないと言っていた。

 

ぁたしゎ、
普通にユビ挿れられちゃったほぅが、
24時間88919(ハヤクイク)/フィーチャリング:株式会社クラシアン
んだケドなぁ…。

といいそうになったが、黙っていた。

 

 

人間の心理も、ぉんなのアソコも、

柔らかくて、奥が深い。

 

ィっちゃった彼女の後始末をスル前に、ボキが
彼女の中指をそれはそれは愛情を込めながら
丹念に拭いたのは言うまでもない。。。

 

視線でィクォンナと、
そのォンナにィカされそうになったォンナ。

…皆様も、カップルの愛情表現と視線、
そして指には充分、気をつけましょう。(恥)

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