[#しーもん映画どっとこむ]NOAH ~ ダーレンアロノフスキー × 聖書 =神憑りジャンキー。※参加者全員顔が長く見えるフラッシュバック特典付き

noah2あらすじ:(Yahoo!映画より抜粋)夢の中で世界滅亡を意味するかのような光景を目にしたノア。それが神からのお告げであり、全世界を飲み込むほどの大洪水がやって来る と悟った彼は、その日から家族と共に一心不乱になって巨大な箱舟を造る。さらに、生命を絶やさぬようにと、この世の全ての種類の動物を次々と箱舟に乗せて いく。だが、ノア一家の前に不安に駆られて箱舟を奪おうとする者たちが立ちはだかる






かつて、我々は夢みていた。。。





素晴らしき本であり生涯の友ともいえる聖書や神話を
映画に出来たら、どんなに素晴らしいものかと。。。



ベンハー、十戒、パッション・・・
数々の名作が生まれ、その名を映画史に刻んでいった。







そして遂に、この日が来たのである!!!



 


ダーレンアロノフスキー×聖書







この数式で、導き出される回答は一つしか、ない。






神憑りジャンキー!!!(どどーん)






・・・なので、R☆






ということで、今日も今日とて夜更かし更新

毎度深夜のエログロ映画感想文、
秋の夜長に文章も長い

しーもん映画どっとこむ。のお時間です☆



初鑑賞は一昨日、本日二回目鑑賞哉、
この度ご紹介する映画は、公開当時からYO!注目☆なこの作品、
ダーレンアロノフスキー(ボキ通称ダーちゃん)の新作、

「NOAH」でございます!!

・・サブタイトル、約束の船、、、ナルヘソ。(死語)






ダーレンアロノフスキーと言えば、
筆者のダイスキな監督サンの一人でありますて


17歳の夏、クラブで知り合った年上のヒトに誘われて
アタマのオカしい数学者の宇宙的錯覚「π」を
渋谷シネマライズで観たのが最初だったオモヒデ♡
感想はこちら>>PI(Π) ~3.1415 9265 3589 7932 3846 2643 3832 …∞



更に後日友達誘って二回目鑑賞にまでイっちゃった
といういわくつき、

あたし「どんだけ具合悪いの好きなの」っていうハナシですよね・・。





ソコからハジまり、

ジャンキーの末路を視覚効果だけでトリップさせる「レクイエムフォードリームス」、
感想はこちら>>requiem 4 a dreams ~我今宵、天才調合師made極上麻薬ヲ摂取ス



プロレスラーの哀愁漂わせ杉物語。を描いた良作品「レスラー」、
感想はこちら>>the wrestler ~くんずほぐれつ四の字固めで今年も一戦交えて頂戴!



自分自身がライバルなのよッ!!?なバチバチ攻防心理戦「ブラックスワン」、
感想はこちら>>black swan ~白黒何方がお好みデスカ?人生劇場主人公、貴方以外にダレが演る!?






ときての、コレ♡・・なんですから、






当然、劇場公開以前より期待度大!で、

胸がdktk(ドキテカ)>ソンな言葉ない

してタンです♪






しかし、以前これまたボキのダイスキな監督、
J.LOの女神姿が至極の芸術名画、ザ・セルの
感想はこちら>>the cell ~恐ろしいほど美しい、甘美映像曼荼羅に落っこちレ



ターセム・シン(ボキ通称:ターちゃん)×神話。
※しかも300>>300 ~熱くて、カタくて、ブっとぃ男気、ココに頂戴ぁ~ぃ☆

の制作陣(かなんか)



という、期待度大!な黄金律が、
「インモータルズ~神々の戦い」で見事に打ち砕かれてしまって以来
感想はこちら>>immortals ~トータルで、貴殿の神(芸術)を、感じたい。


ボキの中に、







「(大好きな監督の新作が)ダメだった場合、

期待度が大きすぎてその反動としてのガッカリ感で
自分を傷つけるのナンてイヤ!

(だからあんまり期待してないフリしておきましょう)>?」(※)
という学習能力が芽生えてしまい、



※期待しすぎてしまう自分がイケナイ。んだとは思いますケド、
スキなモノはスキなんだもん、トメられないの、このキモチ!
みたいなのがいつも先走り汁しちゃって、そのダメージが大きすぎるンです。。





今回に至っては、

大好き&信頼している監督、ダーちゃんだからこそ、




うっかり劇場公開を見逃し、

その上レンタルの最新作でも見逃し、

新作落ちしてから見るハメになってしまって、



通称:「アンタ、あのコの、なんなのさ」 状態(どんな状態だ)


にマデ、成り下がってしまいましたよね・・・、、ぇえ。。。(?)





 

もはや、


”ダーちゃんのファンでもなんでもなし。”


みたいになっちゃいました!






ターちゃんとかダーちゃんとかちょっとややこしくてゴメンナサイなんですが、
こちらダーちゃん、肝心の感想といえば、
実は、ボキの中のダーちゃん作品初!の
快挙な感想(?)となっておりますて、






一言で言えば、

「ん!」

ってカンジでしょうか・・・☆

(ホントに一言で感想言わないでください)






もう少し加えますと、
「んんーーっ、、、、、まぁまぁ、カナ~っ!?
・・ん!でも、面白かったよッ☆」




みたいなこのアイアイサ(掛け声)・・・否、曖昧さ。
ナンです。






ウマいんだけど、なんかちょっと惜しい。

みたいなこの感じ。。。



コレ、Numでしょう。



・・・NumLock?>は






いやね、あたし、思うトコありますて、
告白しちゃいますケドモ


なんだか、ダーちゃんの作品ったら、

実はブラックスワンあたりから
「N!?」ってなっておったのデスよね・・。




ちょっと言葉ワルイんですが、
暗くて重い内容は変わりないンですけど
なんとなく「大衆じみてきた」、、というか、、、???





やっぱり素晴らしい監督だし、
目茶苦茶映画面白いし
視覚効果最高だし、で、

認知度アガったのは当たり前なんでしょけど、
長年のファンとしちゃ、ちょっとサミシかったのかもしれますん。。





で、なんとなく今回はブラックスワンとおんなじ感じで

「Nn!?(大きく目を見開いて)」
ってなったんデスよね。。








ね・・コレって感想なの?>読者に逆に聞いちゃう新感覚映画感想文









しかしながら、・・題材も構成もE!ってなってまして、
(NとかEとかで会話する人)



単純に見てたらかなり面白いデスし、
深夜に映画チャンネルとかで放映してたら、

か な り !ラッキー!という部類なので



個人的にはNumlockですけど(ヒムロックみたいになってる件)

全体的にみたらコレってまたもや
やったゼ☆ダーちゃん大成功!


ってコトになります☆










あっ、でも、「聖書」という部分が、
ちょっと入りにくい、ってヒトはイルかもしれないデスけどね、、うーん。。。。




奇遇にも筆者は幼稚園から高校まで靖国神社裏のカトリックの学校に通っていた為、
なんだかんだと聖書が身近にあったワケですて、

何気に旧約聖書も新約聖書も黙示録も全部読んでるおかげで←キモチワルイぢゃねーか

今回の映画のハナシ、ざっくばらんでも、多分なんにも読んでない人よりかは
”ワカってる”ので入り易かったのはアリマスが


コレ、特になーんにも興味なくて・・例えばノアとか旧約聖書とか
ワカんないでボーっと見てても(人間としての葛藤、苦悩が)「見れる」、「ワカる」、
ソンなつくりになっているのもイイと思う☆






ん、旧約聖書ファンのあたし個人としては、
ソドムとゴモラ、ヨブ記や雅歌、あたりを
ダイスキなダーちゃん色に染め上げて欲しいカンジがしますたケドモ、
>どれだけ聖書フリークスかよ







もしダーちゃん親友で、世界の山ちゃん新宿三丁目店とかに呼ばれて
「今度聖書の映画やりたいんだけどさぁ、、」って相談されたら、

ダーちゃんなら、ヤレるよ!!
って、手羽先でベトベトになった手で背中でも押して
応援したくなりますよね☆(どんなシチュエーション)






今回のNOAH・・・ノアの方舟のハナシは聖書のハジメ、
創世記の部分でありマスて、
(ソドムとゴモラも創世記、ちょっと近い描写がこの映画にもあったケドネ)





創世記って、神様もチョー人間臭い、、というか、
シェフの気まぐれピザなんかよりも、もぁもぁ

ワ ガ マ マ で 気 ま ぐ れ 。






だので、常に映画で「人間の本質エグり出す!」みたいな
”いつものダーちゃん”的には、かなり良い材料なんだとも思ってて、
こりゃ絶対ダー向けですよ!ダー剥け!(ズルムケみたいに言わないでください)







そそそ、この映画、ちょっと聖書だからって(?)
聖書聖書してるかと思いきや(?)
フタをパカーっと開いてミレば、


実は橋田寿賀子的「家族モノ」、「ホームドラマ」、なんですYO。
だから、聖書を知らない人でもすごーく、ガバガb挿入しやす



・・・否、入りやすいンです☆










もうねぇ、後半なんて、ダーちゃんお得意の

「(主人公)狂い咲き」

がてんこモリ♡






神憑りジャンキー、此処に見参!!
ってカンジなんデス。(酷い要約)





主人公のノアが、「神に選ばれし者」、

神に愛されし唯一の人間として

その愛と恩恵を一身に受けつつも、

逆にその「神の愛」の重責に狂っていく・・・。




そしてその「選ばれた」ノアに、振り回されてゆく「家族」・・・!!




てなオハナシなんですが
これまたスゴク良く描かれてますて
特にヒッカカリないんですよね。スムース挿入というか!!





あたしに言われたらオシマイだとは思いますが、
ノアったら最後のほうほんと危ないヒトですよ、?



〽 か~みがかり~ぃ♪ か~みがかりぃ~♪
※旅番組?かなんかの「風まかせ~♪(だっけ?)」の音階で

って、画面の前で一人で歌ってましたモン、自分☆
(その姿が神憑りで怖い件)








何が正しいのか、正しくないのか。

自分を信じる。というコトの苦悩、迷い、葛藤、、、

弱き人間だからこその、
他ならぬ全知全能の神と、内なる神との戦い、、!!







是正ダーレン節炸裂哉!






ラッセル扮するノアが
「神よ!貴方がお望みなのは、COなんですKA~!?」
みたいに言うンですけど、

案の定、っていうか、
神様って、こういう肝心なトキに







「死~~~~ん。」  (画太郎先生より拝借)






とか知らんぷり決め込むアタリ・・・、マッタクモウ!!!

思わずドコの小悪魔か!と突っ込みたくなっちゃいます。

ホントにワガママなんだからっ☆







にしてもここら辺、描き方素晴らしく、
正に、ボキが信頼し尊敬する監督、ダーちゃんだからこそ、
描けた部分だと思います!!!






狂信的に狂っていく父親、ノア=ラッセルクロウの演技が素晴らしく、
ソレに振り回される妻=ジェニファーコネリーはレクイエム以来の

顔の細長さ・・
否、美しさで応えておるし。




ジェニファーコネリーとハーマイオニーなエマワトソンの
顔の長さ・・

違う、美しさがダーちゃんのフィルムの色だと
またいつにもましてすごーく長く・・ 美しく、、、





なんですかコレ・・・。

フラッシュバックかナニかでしょうか。。。(おめめゴシゴシ)






美女たちの顔がなんか長inですけDO!?!?!

・・アレっ??





全員の顔が、長く見える・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

noah1※全員顔が長く見えるダーちゃんマジック。





んー、、以前TOKYOFATの斉木クンが
「アゴがシャクレてるオンナノコは美人」説っていうのを
延々5時間くらい渋谷のAIRで唱えてましたが、
ソレを裏付けるような映像的証拠かもしれなせんよねぇ、、、。

斉木クンに教えなくちゃですわね、、、コリわ。。。




とにかく、皆様お顔が彫刻みたいに
長美しいンですよ。。(新しい日本語)







ダーレンのフィルムの色って、いつも最高にいいかんじ♡
ナンですけど、コレで美女を写すとなんか



「怖いくらい長い 違、美しい」。

とかになっちゃうンですかね・・・。ホーゥ(溜息)←アゴだしながら






ちなみにブラックスワンのトキのナタポーなんて、
ダーちゃんFILMのおかげと本来の美しさも相まって

最後のほう、、

メニュー画面(目の周り真っ黒なヤシね)とか、

怖すぎて、一人でTV前で笑ってしまいますたよ、自分。。。>さながら怖い画


笑っちゃうくらい怖い、って、自分の中で結構、かなり、怖がってると思う。



ジェニファーコネリーはレクイエムフォーザドリームスのトキの堕ちきったダブルドング姿が
良かったデスけど、実は傍らでソレやらせてるヤクザの親分みたいなのが「メリーに首ったけ」の
メリーのお父さん役の人(よく他の映画にも出てくる有名な方)っていうのがなんかまた
すげく良かった思い出アリ。









ダーちゃんの映画を見ていて、いつも、想うこと。


どの映画でも、いつも、考えサセるのは


「人間って、狂ったり、堕ちたりするのは、すごーく、カンタン☆」
なんだねー、ってコト。





そして、いつもダーちゃんの作品は

「VS(対).自分」

を描いているから、すごくすごく、好きなんだって思う。







「VS(対).自分」。




コレって、もう全然自作の造語なんですけどね、、、
すごく好きなコトバであったりしマス。






VS(対).自分。=「自分に、注力する」瞬間、

全てから解放されて、

ソコには「あたしだけ」。




自分=神様ってコトもよく考えたりするけれど、
なんとなく神様って、やっぱり違う次元にいる気がしたりする。








”外なる神と内なる神の間にある自分”

を思うトキに
いつも、「等高線のような空気の層」を思い浮かべる。








それは、私の内臓や細胞にまで。

それは、私の外側から宇宙に至る。

 





そのコトを考えると、すごくすごく、キュンキュンする。

わけわかんないかもしれないけれど、
わたしはキュンキュンしてしまうんデス。





ソレって、ダイスキな宇宙とか、神様のコトを考えるトキだから。


そして、こういう気持ちって、誰にでもあるんぢゃないかな。って思っている。







この映画は、その個人的な「キュンキュンさ」。を
しっかり第三者的に捉えながら明確に表しているような気がしてならない。






外なる神と、内なる神の声に迷う、なんて、

いかにも脆くて、儚くて、可愛い、

すごくすごく、人間らしいんぢゃないか。






ソンな葛藤の中、ノアが選んだ最後の答えとは、

「内なる神」、「人間」だからこその、「答え」。







聖書でもそのまま、が描かれているけれども、
この映画では主人公の苦悩とともに
その回答がワカりやすく示されているんぢゃないかなぁ、って思いました。








いつも「あーもーこの人、ダミだー!!!堕ちレ~~~!」

 



みたいなお先真っ暗的な作品ばかりの(※褒めています)

ダーちゃんが発する初めての明るいエンディングに、

彼の監督としての「新世紀」を見た気がする。

 

 

 

 



メモ>アンソニーホプキンスはもうレクター博士にしか見えないので
出てくるたびになんかビックリする案件が発生している。

メモ>ハム(次男)可哀想。

メモ>ミシェルゴンドリーが見たらキュン死にしちゃうような部分の映像(ページ上部の画像参照)が
個人的に特にお気に入り。

メモ>久しぶりにダーレン繋がりなだけで「レスラー」のマリサトメイとミッキーロークの
グランジ最悪ゥ~!ってセリフが聞きたくなった。

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